【沖縄】沖縄観光で外せない場所「首里城」の魅力を紹介します!

「首里城」は沖縄の人気観光名所!見どころを紹介します!

こんにちは!marimoです。

沖縄観光で外せない場所といったら「首里城」です。火災前・火災後と筆者も訪れたことがあります。訪れる前に事前に首里城のことを勉強しておくと、面白さも倍増です!今回はそんな「首里城」の魅力について紹介していきます。

首里城公園公式ホームページ

無料で見学ができる施設

「首里城」には、無料区域有料区域があります。無料区域は首里杜館から守礼門を通り正殿へ行くまでの道のりにある施設を見学することができます。まずは無料区域から紹介します。

守礼門(しゅれいもん)

二千円札のデザインでもお馴染みの「守礼門」は、首里城に登る途中に見えてきます。守礼門の「守礼」とは「礼節を守る」という意味があります。守礼門の扁額(へんがく)に書かれている「守礼之国(しゅれいのくに)」は、「琉球は礼節を重んずる国である」という意味です。

「守礼門」は、フォトスポットになっていて多くの観光客が守礼門の前で写真を撮っています。(筆者も写真を撮りました。)人がいない時に守礼門の写真を撮るなら早朝がおすすめです。

園比屋武御嶽石門(そのひゃうたきいしもん)

園比屋武御嶽石門(そのひゃうたきいしもん)」は、琉球石灰岩で造られた建造物です。琉球国王が外出する際に安全祈願を行った礼拝所です。門の形になっていますが、人が通る者ではなく神への「礼拝門」とも言われています。現在ではパワースポットとしても親しまれています。

歓会門(かんかいもん)

歓会門(かんかいもん)」は、首里城内に入る第一の正門です。「歓会」とは、「歓迎する」という意味があります。首里城へは「冊封使(さっぽうし)」(中国皇帝の死者)が招かれていました。

こうした人々を歓迎するという意味で「歓会門」と名付けられました。門の両側に置いてある一対の「シーサー」(石像の獅子蔵)は、魔除けの意味で置かれています。

瑞泉門

瑞泉門(ずいせんもん)」の「瑞泉(ずいせん)」とは「立派な、めでたい泉」という意味があります。瑞泉門の名前は、門の手前側に溢れる湧水「龍樋(りゅうひ)」が名前の由来となっています。

また、門の両脇には「沖縄最古のシーサー」と言われている石獅子が魔除けの意味で置かれています。瑞泉門は、沖縄の歴史を感じることができるスポットです。

広福門(こうふくもん)

広福門」の「広福(こうふく)」とは「福を行き渡らせる」という意味があります。別名「長御門(ながうじょう)」といいます。城内でも眺めの良い場所にある門前からは、龍潭池(りゅうたんいけ)や沖縄県立芸術大学を見ることができます。

また東側には弁財天堂(べんざいてんどう)の屋根や円覚寺の総門、遠くには虎瀬山(とらずやま)や弁ケ嶽(べんがたけ)の丘の緑を見ることもできます。現在は、券売所等に利用されています。

首里森御嶽(すいむいうたき)

「首里森御嶽(すいむいうたき)」は、城壁の手前にある礼拝所のことをいいます。神が造られた聖地であるとされています。城内には、「十嶽(とたけ)と呼ばれる10ヶ所の礼拝所があったといわれています。この「首里森御嶽(すいむいうたき)は1997年12月に復元されました。

西のアザナ(いりのあざな)

標高約130mの城郭の西側に築かれている物見台を「西のアザナ(いりのあざな)」といいます。この西のアザナからは、那覇の街や那覇港、遠くには慶良間諸島を眺めることができます。

久慶門(きゅうけいもん)

久慶門(きゅうけいもん)」は、通用門で主に女性が利用したといわれています。門の左手には「寒水川樋川(すんがーひーじゃー)」と呼ばれる湧水があります。この辺りは城内に降った雨が地下に浸透し、湧水として再び出てくる場所となります。

美福門(びふくもん)

美福門(びふくもん)」は、内郭に建てられた門です。「継世門(けいせいもん)」が建てられる前までは、この「美福門」が首里城の東側だったと考えられています。

門の両側に石獅子が置かれていたこともあり愛称として「シーサー御門(しーさーうじょう)」と呼ばれたといわれています。

有料で見学できる施設

首里城には有料区域があります。次は、有料で見学できる区域について紹介していきます。

奉神門(ほうしんもん)

奉神門(ほうしんもん)」は、首里城生でんのある「御庭(うなー)」に入る最後の門です。ここでは、開門を告げる朝の儀式「御開門(うけーじょ)」を見ることができます。

別名「君誇御門(きみほこりうじょう)」ともいいます。向かって左側には薬類・茶・煙草等の出納を取り扱う部屋「納殿(なでん)」右側には、場内の儀式等に使われた「君誇(きみほこり)」があります。

東のアザナ(あがりのあざな)

城郭の東端に築かれた物見台が「東のアザナ(あがりのあざな)」です。標高約140mの位置からは城内の町や城内の正殿裏・御内腹(おうちばら)一体を眺めることができます。天候によっては遠くに久高島を見ることもできます。

「東のアザナ」は、別名「高アザナ」ともいいます。また東側城壁外は「上の毛(いいのもう)」と呼ばれる聖地があります。

淑順門(しゅくじゅんもん)

淑順門(しゅくじゅんもん)」は、正殿を境にした東側一帯は「御内原(おうちばら)」とよばれ、国王やその親族の私的空間でした。国王やその家族に仕える女官らが「御内原」へ入るときに「淑順門」をくぐりました。

「淑順門(しゅくじゅんもん)」は、別名「みもの御門(うじょう)」「うなか御門(うじょう)」ともいわれています。

世界遺産 首里城正殿遺構

「世界遺産 首里城正殿遺構」には、往時の基壇の石積みを見学することができる展示施設です。火災後に焼け落ちた正殿の部材や灰などを撤去し、遺構を保護するため屋根をつけて公開されています。

また正殿石階段や欄干などの残存物や、復興に向けた取り組み等も見学することができます。2019年に復元工事が完了した「御内原(おうちばら)」エリアや「東のアザナ(あがりのあざな)」も見学することができます。

「首里城」の入場料金

首里城の入場料金の対象区域は有料区域公開エリアです。正殿等の復元に係る工事の状況によって、公開エリアが変更になる場合があります。

大人中人(高校生)小人(小・中学生)6歳未満
一般(20名未満)400円300円160円無料
団体(20名以上)800円600円120円無料
首里城公園の入場料金

年間パスポート

首里城公園では年間パスポートを作成できるチケット「年パス引換券」の販売をスタートします。有効期限内であれば、復興に向けての動きが進む首里城の様子を何度でも見ることができます。

大人中人(高校生)小人(小・中学生)
800円600円320円
※首里城公園年パス引換券の料金

販売方法

年パス引換券の販売方法は①首里城公園 広福門券売所(9:00〜17:00)②首里城公園管理センター(9:00〜17:00)③自宅へ郵送(郵送費・振込手数料負担)のいずれかになります。

有効期限

有効期限は、年間パスポート引換券の販売から6ヶ月です。年間パスポート本券の有効期限は、作成から1年間です。

年間パスポート引換券のメリットは?

年間パスポート作成には、本人の写真撮影や必要事項の記入がありました。そのためプレゼントしたい相手と一緒に来園する必要がありました。

年パス引換券があると「代金を本人の代わりに支払いプレゼントできる」といったメリットや、発行する手続きや時期は、プレゼントしたい相手に合わせることができるメリットがあります。

特典

年間パスポートの特典は、その①有効期限内であれば、何度でも入場可能です。その②直営売店、レストラン・カフェで5%割引のサービスを受けることができます。(一部店舗除きます。)

「首里城」の開園・開場時間

首里城公園の開園・開場時間について紹介します。無料区域・有料区域により開園・開場時間が異なります。また休業日もあるので事前に確認をしておくと良いでしょう。

無料区域開園時間:8:30〜18:00(対象区域:歓会門・木曳門・久慶門・継世門)
有料区域開園時間:9:00〜17:00(対象区域:奉神門・世誇門・東のアザナ)

*休業日:7月の第1水曜日とその翌日

「首里城」のアクセス方法

首里城まで車(レンタカー)、ゆいレール(モノレール)路線バスを利用したアクセス方法について紹介していきます。

車・レンタカー

車(レンタカー)を利用して首里城に行く場合、那覇空港から国道311号線へ出て那覇市内中心部へと向かいます。国道58号線に入り泊交差点を右折します。県道29号線を直進して首里方面へ向かいます。

ゆいレール

ゆいレールを利用して首里城に行く場合、那覇空港から「ゆいレール」に乗車します。下車駅は「首里駅」です。首里駅から徒歩15分ほどで守礼門に到着します。

また首里駅駅から路線バスも出ています。首里駅から「首里駅前バス停」より路線バスにのり「首里城前バス停」で下車、徒歩約1分で守礼門に到着します。運賃は大人340円、小児170円です。

路線バス

路線バスを利用して首里城に行く場合「首里駅前バス停」で市内線(1、14番)、市外線(346)に乗車「首里城公園入口バス停」で下車します。徒歩約5分で守礼門に到着します。

「首里城下町線(7、8番)に乗車「首里城前バス停」で下車、徒歩約1分で守礼門前に到着します。また市内線(9、13番)、市外線(25、97、125番)に乗車「山川バス停」で下車、徒歩約15分で守礼門に到着します。

詳しくは首里城公園アクセスから確認することができます。

沖縄を訪れたら首里城に行ってみよう!

首里城正殿

「首里城」について紹介しました。現在復元工事中の首里城ですが、紹介した以外にも見学できる場所がたくさんあります。また、さまざまなイベントも開催しています。沖縄を訪れた際には、首里城で沖縄の歴史を感じながら見学をしてみてはいかがですか?